友人2人とプレイした。プレイヤーは、9年かけて自らの目標資産額を達成しようと資産運用を行う。

NISAが学べるという話だったのだが、以下のようなゲーム構成になっていて、
- NISA(積み立て枠のみ)は複利が効かない。
- 9年後に初めて元本×1.2倍などされ、ゲームへの影響が弱い
- 株の短期売買の期待値が非常に高い。
- 4種類の株があるが、売値と買値が固定されていて、売買したら長期的に必ず儲かる株ができてしまっている。
- 一方で長期保有の恩恵は小さい。
- 長期保有戦略はこのゲームではとても弱い。
ゲームを通して何を学んでほしかったのか全く理解できなかった。元本が少ないうちは、リスク取りまくって株を短期売買しまくろう! って教えかな?
このゲームの最適解は、持っている株をターン開始してすべて売り、すべて買い戻すことを8年繰り返し、9年目に現金化して最終ターンに臨むことである。
株の短期売買は、ごく一部の人が儲かり、多くの賢い人や一般人が損するマネーゲームである。
エリート大学を出た賢い人たちが運用しているアクティブファンドのほとんどが、S&P500などの市場平均に勝利できないのだ。
私たち一般人が短期売買を行っても、市場平均に勝つことはできず、場合によっては資産を減らす可能性すら出てくる。
そんな推奨すべきでない短期売買を繰り返すことで勝利に近づくゲーム設計は、「NISAが学べる」というタイトルに全くふさわしくないと思った。ひどいゲームだった。
NISAはどこにいった。このゲームをやった若い人に悪影響が出ないことを祈る。
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