
妻とバチェラー見た。
バチェラー1(2017)から入ったところ、テンポ感が悪く1話より先に進めなかったので、新しめの5(2023)からスタート。
15人の女性が1人の男性を奪い合うデスゲームで、時間経過とともに、男性からの票をもらえなかった女性が脱落していき、最終的に一人が残される。
見ていると、バチェラーは「誰が好きか」というよりも、作中でのバチェラーの言葉にもあった通り、「どういう愛が欲しいか」という基準で選んでいた。
女性を選ぶというよりも、「付き合って結婚したさき、どういうライフスタイルで過ごしたいか」を選んでいるように見えるのかなーと観ていた。
最後に残ったのは、落ち着いた・安定した女性と、よく泣く・よく笑う・やや不安定そうにも見える女性だった。バチェラーは後者を選んだ。
「バチェラーは恋愛的なライフスタイルを選びたいんだなあ」と思った。
後日インタビューを見ると、この女性、めちゃくちゃのやり手だった。
https://www.oricon.co.jp/news/2390608/full
飲食店を8店舗、新幹線の距離ほど離れた地域で多店舗経営していているのである。すでに自分がいなくても回る店舗を8つ持っているのだ。すごい。
彼女は女性陣の中で、「押しは強くないのに発言権・影響力がある」「みんなから応援してもらえる」立場を自然に獲得していたと思う。
人から自然と応援される、「この人に上手く行ってほしい」と思ってもらえる素質は、きっと経営者として、雇った人の働きを最大限に引き出す、凄まじく強力な武器なのかもしれない。
この経営者のために頑張ろうと思って、従業員がモチベ高く働けば、まぁお客さんも気持ちよく接客を受けられるだろうし、現場視点で見える改善点は速やかに取り入れられ、自然と店舗は改善していくと思われる。
どんな仕事でも、自分一人でできることは物理的に限られ、ある程度規模を大きくするのであれば人に委任する必要が出てくる。
そんなとき、人から自然と応援される、この人に上手く行ってほしいと周りに思ってもらえる資質を持っている人は、それはそれは強い人なのだろうなあと思った。
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