Amazonで目に付いた自己啓発本を読んだ。流し読みレベル。
科学が証明した自分を変える最強戦略→環境を変えること。
- 意志力に頼っても自分は変わらない。
- 意志力を使わなくても自分が変わるように環境を変えること。(転職・引っ越し・人間関係を変える)
- 帰還不能点を作ること。(乗ってきた船を燃やす、お金を払って本やセミナーを受ける)
- 意志力を使わなくても自分が変わるように環境を変えること。(転職・引っ越し・人間関係を変える)
- 自分の成功は環境のおかげである。
- 個人レベル:家族がいたからこそ今の自分が存在している。
- 環境レベル:生活インフラの整備やインターネットなど、多くの仕事が作った環境の上に今の生活が成り立っている。
移動する人はうまくいくと内容が似た本だった。(意志力に頼っても意味がない・環境を変えて自分を変える)
「自分(コントロール可能)を変えて環境(コントロール不可能)の見え方を変える」というのが一般的な自己啓発本の主張だが、
この本は「自分の行動は環境が作っている。環境を変えて(引っ越し・転職・人間関係の整理など)自分の行動を変える」という主張をしている。
「今の自分の生活や仕事は、先人たちが作ってきた環境がなければできなかった。それに感謝する」という考え方がなかなか刺さった。
例えば、今の自分の仕事は、パソコンやインターネット・スマホ・検索システムなど、IT分野の先人たちが時間をかけて作ってくれたものがあるから成立している。
生活すらも、水道・電気や道路インフラ、小売流通、建築など、多くの人の今までの働きがあってできている。
今の自分の仕事も生活も、過去の多くの人の仕事が作ってきた環境の上に成り立っているのだ。感謝・・・!!
環境に生活を支えられている一方で、逆に、環境から望まない悪影響を受けることもある。
環境から望ましくない習慣を植え付けられるのだ。
各種依存症(自分の場合はスマホ)や、周りの人間関係から覚える悪習慣(スマホゲーム、パチンコ、タバコほか)、怠惰な生活習慣など。
こういった悪習慣から脱するのに、「意志力を使って脱出しよう」というのは、たしかに無謀だなと思う。
だってその習慣を植え付けてきた環境を変えずに、習慣だけ取り除こうとしているのだから。もし悪習慣を脱することができても、すぐに元通りになるのは当たり前のことなのだ。
自分の今の成功に感謝しつつ、こうありたいと思う自分に合った環境を作っていくことで、より望ましい自分の習慣を作っていきたい。
※そして環境を何も変えずに、「一生タバコやめます」「1年酒辞めます」と言って、喫煙や酒の習慣を辞めた・絶った父は本当にすごいと思う。悪い習慣を意志力でなんとかできる人も一定数世の中にいる・・・