
ベストセラー:DIE WITH ZEROに対するアンサー本。
DIE WITH ZEROでは「お金を使いきって死ぬこと」がテーマだった。
死ぬ瞬間にお金を残していたら、そのお金分無駄に働いたことになる。
だから死ぬ瞬間にお金をゼロにできるよう、計画的にお金を使いなさい・・・という考え方を紹介した本だ。
DIE WITH ZEROでは、前提として、お金を稼ぐ労働よりも、お金を消費することが人間にとって幸せというスタンスがあったように思える。
一方でこの本・「このプリン、いま食べるか?ガマンするか?」では、「お金を稼ぐ過程を楽しもう」というテーマを感じた。
仕事や、生活でやらなければいけないことを、やりたいこととして捉えるにはどうすればよいか? が様々な切り口で語られている。
DIE WITH ZEROでの、アリとキリギリスのバランスをとって生活しようという主張に対し、本書の主張は「どうすればアリとしての生き方を楽しめるのか?」というところにあった。
思うに、働くのはけっこう楽しいのだ。
労働者階級として産まれたのであれば、お金を稼ぐ・働く=つまらない・苦しいという思い込みを持つと、人生がひどく退屈で苦痛なものになるように思う。
どのような労働に対しても、自分でやりがいを見つけて楽しむスタンスを持つのに良い本だなーと思った。
※本田清六の「金は職業道楽のカス」の思想に近いものを感じた。
コメント