新聞に、こんなチラシが入ってた。

「ボンド・・・? 知らないけど、こんな大手のキャラクター使ってるんだし大手なのかな」
と思ったのだが、

よく見るとキャラクターの横に小さく、「中小企業から日本を元気にプロジェクト」公式アンバサダーと書かれている。
なんだそれ? 調べてみたところ以下のサイトが出てきた。
これまで大企業しか出来なかったタレントを活用したブランディング戦略を可能にし、アウターブランディング(マーケティング)からインナーブランディングまで全方位的に「選ばれる会社」になるためのブランディング戦略を支援します。
https://nippon-smes-project.com/project/branding/
なるほどなあ。あるプロジェクトに参加すると、芸能人の肖像が自社活用できるようになるらしい。
費用は不明だったが、競合サービスの比較ページを見ると、一般に月額40-80万円ほどが相場のようだ。
個人的な感想
少し否定的なニュアンスを含んでしまうが、有名人の広告=信用しないように気をつけようと思った。
自分は、見かけた広告に有名人が起用されていると、その商品・サービスは安心できると感じる。
理由①:PR提携している企業・商品が不祥事を起こしたらタレントのイメージが下がる。これを避けるため、事務所は自社タレントのコラボ先が問題ないか・リスクが低いかを考慮した上で契約するはずだ。
理由②:大手芸能人を商材イメージとして起用するには大きな提携コストがかかる。広告に有名人が起用されている場合、ある程度資金力・社会的な信用がある企業が、しっかりとその商材で売上が立っている・売上を立てようとしているというイメージも受ける。
芸能人が起用されている広告から受ける安心感を言語化すると、「芸能人の社会的信用と多額のコストがかかっているからある程度安心・信頼できる商品だ」といったところか。
しかし最近は、月額たった数十万円ほどで有名人(の写真を)を広告に起用できる。人を雇うような規模感の企業であれば、どこでも有名タレントを広告に使えるということだ。それも誰でも知っている一流クラスのタレントを、である。
冒頭のチラシでは、写真の横に提携方法についての注意書きが書いてあるが、じっくり見ないと気づけない。これから広告を見るときは、有名人が起用されているときこそ内容に注意する必要がありそうだ。
個人的な感想②
有名人の広告=安心感を感じるなどの社会的な信用は、これまで大手企業と広告代理店・芸能事務所とタレントが作ってきたものだ。
安価に有名人を広告に起用できるサービスは、短期的には契約した企業の売上につながるかもしれないが、長期的には消費者の(広告全般に対する)信用を崩すのではないかと思う。
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