メルカリを10年使ってみた。(高校生の頃から使っている)

といっても、取引は月に2件くらい。売上目当てというよりは、安く買う・不用品を売るという目的でやっている。
10年使い続けて身についた考え方とかを書く。
リセールバリューについて
リセールバリュー(再販価格)が高いものを買うようになった。
例えばカバン。
- 1万円のノーブランドのカバンは、メルカリで売れない。ハードオフではせいぜい500円ほど。
- 1万円のポーターの中古カバンは、メルカリで買った値段で売れる。手数料、送料を引いて手残り8,000円ほど
ノーブランドは中古を欲しがる人がいない。このため買った瞬間に再販価値がほぼゼロになる。これは、買った瞬間に自分の資産が1万円減るのと同じこと。
ブランド品は中古を欲しがる人がたくさんいる。中古のブランド品は買値で売れる。つまり買っても自分の資産は減らない。資産の形がお金からカバンに変わるだけだ。
カバンを例に出したが、服やパソコン・カメラ・楽器なども同じ。買ったあと、いくらで売れるかを事前に調べるだけで、自分の資産を減らさずに買い物できる。(実際は再販時に手数料・送料で2割ほど目減りする)
リセールバリューを意識した買い物
私は買い物をする前にリセールバリューを調べる。
リセールバリューが高いものは、あまり値段を気にせずに買う。失敗しても売れるから問題ない。レンタル感覚で気軽に試す。
- 腕時計
- カメラ
- 有名なブランドのバッグ(ポーターとか)
- デジタルガジェット類
- アウターなど汗がつかない服
リセールバリューが低いものは、消耗品と割り切って安く抑えるor入念に調べて買う。
- シャツ・靴下などの消耗品
- 靴
- ノーブランドの雑貨もろもろ
リセールバリューを気にしないもの
あえてリセールバリューを気にしないように気をつけているものがある。それは本。
色々読書法を試した結果、私は「本は書き込みながら読むのが最も頭に入る」という結論に至った。
当然だが、書き込みが入った本のリセールバリューは下がる。
他人が読むことを考慮せず、個人名や感想などをバリバリに書いた本はリセールバリュー0円だ。当然ながら売れない。貸せない。保管or捨てるしかない。
一方で、書き込みがされていない定価1,650円の新刊はおおよそ1400円ほどで売れる。手数料など引いて手残り1000円ほど。
自分の読書法のため、本を買って読むたびに1000円の資産の損失が生じる。
しかしこれは意識して無視している。読書を快適にする+それによって得られる学びには、どう考えても1000円以上の価値があるため。金融資本の減少以上に人的資本が増えている。
目先の金額にとらわれず、トータルで得する選択肢を選ぶようにしたい。
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