韓国で高学歴ニートが増加 政府が支援、「会社ごっこ」で社会訓練も
「大卒って必要?」高卒じわり脚光 韓国
韓国では「若者の教育水準が高くなった一方で、それに見合う仕事がない」そうだ。
記事では「これは市場の問題・運の問題」とされている。
昔と比べて韓国の就職難易度は大きく上がっており、若者でも就職にはたくさんの資格・経験が求められるということ。
数十年前に就職できるレベルであった学生が、今は良い仕事にありつけない、あるいは良い仕事がなくニートしている状態になっているそうだ。
楽観的な感想
2025年の日本で26歳の若さ、ずいぶん運のよい環境を得られた阿久澤は、良い待遇で今の会社に拾ってもらい、満足して仕事をやっている。
素記事を読むと自分の運の良さが、環境に恵まれていることがよくわかる。自分より優秀な人が、環境のせいで働けないのが韓国の今だ。今の環境に感謝。
今後も引き続き、各社AIなど最新ツールのトレンドを追い、自社が雇い続けたい・他者が雇いたいと思えるよう、スキルを高めていきたい。
悲観的な目標
AIが普及している今、自分の仕事が数年後にどうなっているかもわからない。
とても悲観的な考え方をすれば、以下をキープするのが目標になるだろう。
- いつ・どんな職業でも満足できる生活水準
- 最低賃金×160h-国保=月13万円で生活できるか
- 新しい職業で仕事を覚えられる柔軟な頭
- 健康な心身
元気な体と低めの生活水準があれば、どこでも楽しく働けるはずだ。
企業視点
AIが普及すると大卒を雇えなくなりそう。
いわゆるホワイトカラー的な、上流工程の仕事は、入社直後は先輩から単純作業を振ってもらって大枠を覚え、慣れてから本来やるべきであるレバレッジの効く仕事を進めていく。
しかしAIがその単純作業をすべて担当するようになってしまった。企業は単純作業をAIで代替えする前提で利益を上げるようになった。若者を雇えば教育コスト分赤字だ。若者はいらなくなった。仕事ができるベテランがAIを使って仕事をするだけで良いのだ。
より大きな地方レベル・国レベル・政策レベルでは、新卒の若者を雇って教育し、長期的に活躍できる人材を育ててほしいと思うだろう。
しかし企業視点では、(さっさと離職してしまうかもしれない)若者に高いコストを払う企業と、教育なし・単純業務をAIに投げる企業が競争すれば、短期的には必ず後者が勝つわけで、期ごとに決算する企業視点、まぁ若者を雇う理由はないなあと思う。
数年後にはAIがどれくらい労働市場を壊しているのか、怖い怖い。
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