最近の若者は・・・と友人と話したのがおもしろくって、買って読んだ。

ざっくりまとめ
1989年生の大学教授が、自身の授業やアンケートを通して、2000-2006年生の若者の行動を観察する。
最近の若者の行動は、社会の変化をただ反映しているだけとしていた。
- 最近の若者の行動→社会が作った結果
- 怒られるのに慣れてない
- 体罰禁止や怒らない教師・親
- 「怒」がない環境で育つ→免疫がない
- 昇進に興味がない
- キャリアアップに興味がないではなく、昇進にのみ興味がない
- その会社でキャリアを作る前提で考えていない(フリーランス化・転職など)から昇進がどうでも
- 怒られるのに慣れてない
- 若者→ピュアだから上記のような社会の影響をそのまま受けて入ってくる
- いずれ大人たちも同様に社会の影響を受け同様にと染まっていく
おもしろいポイントのメモ
不安を煽るビジネスについて
ファブリーズのCMは「自分の体が臭いかも」と不安を植え付けて商品を売る。不安を煽る→統合失調症に近いという考え方が参考になった。
確かに、テレビCMでずっと「あなたの思考は盗聴されています!盗聴防止に〇〇!」って小さい頃から言われてたら〇〇買うよなあ・・・
信頼に根拠はなく、不安にも根拠はない。逆に統合失調症を患うと、そういった「ふつうに信頼する」ことができなくなる。ビジネスに不安を煽られ、自分はクサくないか、遅れてないか、笑われてないか、ヨソで通用しないんじゃないか、と不安にまみれるのは、まさに統合を失調した状態だといえる。われわれは、統合性をもっと大事にしないといけない。根拠のない自信を持たないといけない。
Z世代化する社会 238P/255P
自分に植え付けられた不安に気づいた
以下、漠然と自分も持っていた不安。
──そうですね。それもありますし、「他の部署や会社で通用しない」という魔法の言葉もあって、「適性がないとやってはいけない」「自分に合った仕事をしないといけない」「楽しめる、好きな仕事でないといけない」というのが、強迫観念としてあるのだと思います。
Z世代化する社会 241/255P
なるほど、これも社会(転職の手数料で稼ぐ企業のCM)に植え付けられた不安だった。
楽しさは作るもの
楽しい仕事に就くのじゃなくて、楽しさを見つけるように生きることで、われわれは簡単に消費されない楽しさを享受することができる。教育とは、そのためにあるものだ。楽しさを発見する過程を支えるためのものだ。
Z世代化する社会 211/255P
その通りだと思う。最低限適正のある職種を見つけたらあとそこで楽しさを見つけて仕事をするのが早い。(ひたすら「転職ガチャ」を回しても、本人に問題があれば全ての職場はハズレになるため)
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