19歳の頃、中学の先輩からマルチ商法(amway)の勧誘を受け、大変ショックを受けた。

勧誘の経緯
- 先輩の電話番号を見つけて食事に誘う
- →先輩から「地域の若者が参加するバスケットボールサークル・ホームパーティーをやってるので参加しないか」と誘われる
- →実はamwayでした。
当時の心境
今当時の心境を思い返すと、ショックを受けた理由はこんなところか。
- なんで儲からない(どころか損をする)ことをやってるの?
- スーパーで100円で買えるレベルの洗剤を、200円で仕入れて300円で売るっておかしいでしょ
- なんで儲からないことに私を誘うの?
- 儲からないマルチでお金を稼ごうとするなんて、あなたそんなに頭が良くなかったの?
当時の私はamwayについて、「悪質なマルチ商法でお金を取られる」と認識しており、それをある程度信頼していた人から誘われるのは大変ショックなことだった。
誘いを断り、帰ってから、LINEで先輩に一通り苦情を申し立てたところ、「そうじゃないんだ、一緒に遊べる仲間が欲しかった」と返信が来て、「マルチ商法の勧誘をしておきながらふざけんじゃないよ」と憤慨していた覚えがある。
6年してから振り返ってみて
あれから6年経った。
当時の経験を振り返ると、「amwayにしっかりお金を使って楽しむやり方も、人によってはアリ」と考えられる。
スキルアップの手段として
勧誘の成約率を上げるためにPDCAを回したり、集客のために施策を考え実際に人を集める体験は、若いころにやっておくと価値ある経験になるんじゃないかと思う。
特に「本業で自分の裁量が少なく、副業も興味があるがやり方がわからない」という人には良いのかな。
社会的なつながりを得る手段
共通の目的を持つ仲間と活動に打ち込み、「不労所得!お金を稼ごう!〇〇を買おう!」とキラキラした夢を持つ。
「会社の毎日がつまらない、プライベートで何か新しい活動をしたい」という人にも一定のメリットがある。
デメリット
もちろんamwayにはデメリットも多い。
- 社会資本の喪失:ブランドイメージの悪さから、家族や友人の信頼は失われる。
- お金を稼ぐ手段としては適さない:仕組み上末端が稼ぐことは難しい。(先輩は勧誘をチェーンの安い居酒屋でやるくらいには儲かってなかった)
それでも、毎日がつまらない・イケてる社会人になりたいという人が、毎月数万円〜の支出で、自分の頭で考えて施策を試す経験を得つつ、楽しい仲間とワイワイ過ごす機会を得られるのは一つの手段としてありだったのかなーと思う。
当時の私に伝えたいこと
おそらくだが先輩は、本当に「一緒に遊べる仲間が欲しくてamwayをやっていた」んだと思う。
お世辞にもイケてる社会人とは言えなかった21歳のあの人は、毎月数万円払うだけで居場所を確保できるamwayのグループに居心地の良さを感じていたんじゃないのかなーと。その居場所に、本当に良かれと思って私を誘ってくれたのだ。
そんな善意からのアクションを受けたのに、私は「損しかしない金儲けに誘いやがって、お前ふざけてんのか」と勝手に勘違いして怒っていた。相手がamwayに求める目的は、金儲けであると勝手に理解したつもりになって、その目的を達成できないであろう手段(amway)を選択するなんて・・・と先輩を馬鹿にしていたのである。
当時の私よ。もう少し落ち着いて、視野を広く持ってほしい。amwayはスキルアップの手段としても、社会的なつながりを作る手段としても機能する。けして金儲けだけを目的としていない。先輩もきっとそうだった。
だから先輩のことを残念に思ったり、怒ったりする必要は一切ない。先輩はamwayを目的を達成する一手段として使っているだけで、自分にはその手段が合わなかっただけ。「誘ってくれてありがとう」と断るだけで良いのです。批判も何も必要ない。
そしてAmwayに参加しないでくれてありがとう。その後私は自ら企画する活動でスキルアップする手段を見つけたし、社会的なつながりも十分増えてきた。友人らとの縁も問題なく続いていて、資産もしっかりと蓄えられた。転職も成功し、毎日がとても充実している。
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