数ヶ月ほど前、読んだ本の影響で、「とりあえずハイブランドのわかりやすいカバンを一つ買ってみよう」と思い、色々中古屋を巡ってみたことがある。
あまり詳しくない自分でも知っているブランドである、ルイヴィトンかグッチで探してみた。
阿久澤のブログ


斎藤一人 誰でも成功できる押し出しの法則 | 阿久澤のブログ
「見た目をしっかりさせよう」と意識するきっかけになった本。 よく『私は誠意ある態度で接したのに、人からなめられた態度をとられて、くやしい!』という人がいるよね。 …
その際気づいたのが、ハイブランドのカバンでも劣化するということ。
何個も手にとって観察してみたところ、年代物だと共通して以下の不具合が出ていた。
- ルイヴィトン:
- 内張り:合皮のため、数十年使うとベタつきが出る
- ヌメ革:素材の特性上シミ・汚れが目立つ。
- 素材:端が反る。
- グッチ:
- 内張り:生地が劣化で毛羽立ち、剥がれ、ホコリで内容物が汚れる
なんとなく「ハイブランドのものは耐久性が高い」と思い込んでいたのだが、おそらく定期的なメンテナンス・お直しが前提なのかなーと感じた。
・・・そんな中でこのトートバッグを見つけた。

グッチのアクセサリーコレクション。元値不明、中古で2.2万円。
1980年代以前に販売されていた、推定40歳以上のアンティークのカバン。
外装の革はスレて剥がれているものの、全体的に状態は良好。内装は内張りがなく、古いグッチ特有の毛羽立ち・剥がれが見られない。
内張りが張られていない簡素な作りから、当時はエントリーモデル扱いだったのかもしれない。
しかし簡易な作りだからこそ、作られてから40年経っても実用できるカバンとして生き残ったのか。「これがいい」と即決して購入した。
目次
リンディ効果
40年長持ちした品物は、おそらくもう40年耐えるのじゃないのかなーと思っている。
入社してすぐの新人は、1年後には退職代行を使って辞めているかもしれないが、入社40年目の大ベテランは、再雇用期間が完了するまで勤めきるだろうと予想できるのと同じだ。
ナシーム・ニコラス・タレブが反脆弱性で書いていたリンディ効果と同じか。(これはカバンだから当てはまるかわからないけど)
リンディ効果は、テクノロジーやアイデアなどの一部の朽ちないものの将来の平均寿命が現在の年齢に比例するという理論化された現象です。したがって、リンディ効果は、何かが存在し、現在使用されている期間が長ければ長いほど、その余命も長くなるということを示唆しています。https://en.m.wikipedia.org/wiki/Lindy_effect Google翻訳
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