ホロライブ アイネ・アンデレ・ヴェルト 第三章

ホロライブ アイネ・アンデレ・ヴェルト 第三章

個人的には今のところ一番悩んだところです

第三章:アレッサム防衛戦

第11話:緊急招集

町の開けた広場に、冒険者たちが集められた。その中央にトロントが立っている
「よーし、集まったようだな、お前ら!今ここにはモンスターの大群が迫っている。数は1000はくだらんだろう」
冒険者の中からどよめきが広がる…
「おいおい、今から死に行くようなものじゃないか…」「ああ、この町は終わりだ…」
冒険者達がざわつき、逃げ出そうと考える者も現れる。だがそのざわつきは次の一言ですべて吹き飛ぶ。
「静かにしろ!報酬はまだ言ってないだろ?一人ひとりに金貨1枚だ!」
「「「きっ金貨1枚!?」」」
「半年は遊んで暮らせるぜ」「これはやるしかないな」
一方ホロメンたちはガムトに連れられて、冒険者ギルドの広場に集められていた。
「いいですか、皆さんあなた達はあまり目立たれたらすこし面倒なんです。」
「だから控えめに戦って下さいよ?今回の戦闘で、得られるLvの量はかなり多いでしょう。ですがその分危険も伴う…くれぐれも無理をしないように。」
「「「はーい」」」
「とりあえず報酬は44人で金貨44枚です。」「それってどれぐらいでござるか?」
「う〜んまあとりあえず、あなた達全員が住める豪邸を買ってもお釣りがくるぐらいですよ。」
ホロメンが全員、目が飛び出るほどの金額に驚愕した「「「えー!?」」」
「そんなに大量のお金をだして、大丈夫なんですか?」

「大丈夫だよ、みんなの士気を上げるには妥当の金額だし、そもそもこの町が滅ぶと、ギルド的にも痛手だからね」
「そう言う理由もあるんですねー」「冒険者が全員マリン船長みたいな人だったら効果的なのか」
「ちょっとー?さり気なくディスらないでー」
「まあとりあえず、行くか」
ホロメンたちは、他の冒険者がいる広場に歩き始めた。
「それにしても豪邸が買えるかー」「でもとりあえずは元の世界に帰りたいねー」
そんな会話をしながら数分後…冒険者達がいる広場についた。真ん中にはトロントがいて、冒険者の士気を上げている。
「お前らー1000体のモンスターなんてオレたちの敵じゃねえ行くぞー!」
「「「「おー!!」」」」

第12話:戦乱

「お前らー行くぞー」「「「おう!!」」」
町の門から100人ほどの冒険者が出ていく…少し遠い2km離れた場所に黒い塊が見える。
「あれがモンスターの大群か多いな。よし、魔法使いどもあいつらに一杯食わせてやれ!」
一斉に魔法使いが詠唱を初め、数秒後に竜巻や、巨大な炎の球、雷が一斉に、モンスターの大群へ降り注ぐ。百数十体ほどのモンスターが倒れる。が、モンスター達が歩みを止める様子はない。
「う〜ん流石に多いか、ざっと130体は削れたか?お前ら剣を持ったか?行くぞー!」
80人ほどの冒険者がモンスターの大群へと突撃していく。斬撃音、モンスターの悲鳴と冒険者の雄叫びが聞こえる。
「くっそきりがねえな」「気をつけろ知らない間に囲まれる可能性がある」
一方ホロメンは、
「しゃー行くぞー」「いやなんでそんなにテンション高いの?」
その時星街すいせいがモンスターの大群の方に行き、モンスター目掛け、斧を振り落とす。
「すいちゃんー!?」「そんなに前にでたら危ないペコ!」
「おらぁぁあ!」「行くぜ−」
宝鐘マリンと、百鬼あやめが彼女に続き、突撃する。
「強くなるチャンスだ、どんどん行くぞー」
一体また一体、彼女らはモンスター達を斬り倒していく。
「もう…みんな行くよ!」「わかったでござる!」「いっくよ−」
血飛沫が宙を舞い、武器を赤で染めていく…

数十分にわたる戦闘で、モンスターの大群はその数を減らしていく…
「はあはあ、流石に疲れる…」「まだ500体はいるね…」
その時、圧倒的なエネルギーとともに3体のモンスターが現れた。
「お前ら!気をつけろ!CランクモンスターとBランクモンスターが来たぞー…」
その瞬間、3人の冒険者が一瞬にして血飛沫を上げて倒れる。
「不味い肉だ、生贄には足りん…愚かな人間ども、今宵お前らの命は無い。」
「アークデーモンだと…」

第13話:絶望

「アークデーモンだと?」
黒髪の異様な気配を放つ、悪魔が戦場に現れた
「おやおや、中々な知識を持っているようで」
「ここは俺が行く、全員退避だ!」トロントの言葉を聞いた冒険者が、退避を始める。
「おや?私とあなたで一騎打ちをしますか?ならば後ろの雑魚どもは、こいつらに任すか。」
「レッサードラゴン後ろの雑魚どもを倒せ」「くっ、レッサードラゴンだと?これでは周りに被害が」
二体の緑の鱗を持ったドラゴンが、トロントを無視し、炎を吐きながら後ろの冒険者達に突撃する。
「レッサードラゴンが来たぞーお前らー武器を持てー」「「「おう!」」」
冒険者たちが勇敢にレッサードラゴンへ立ち向かう。だが、ドラゴンの頑丈な鱗により中級冒険者の攻撃以外を弾き飛ばす。
「くっそ、鱗が石みたいにかてえ!」「中級冒険者の攻撃なら通る。援護をするぞ!」
冒険者が決死の攻撃を仕掛ける。だが攻撃をされて、レッサードラゴンが黙っているはずもなく。
「攻撃が来るぞー避けろ…」
レッサードラゴンの尻尾が冒険者達目掛けて、振り下ろされる。
「ガぁ!」「ぐっ」
尻尾は逃げられなかった冒険者を容赦なく吹き飛ばす。それに巻き込まれ、後ろに居た冒険者にも二次被害が及ぶ。
戦いが続く内、冒険者達を絶望の渦が飲み込んでゆく…

「こんなの無理だ!勝てっこねえ」「諦めるな!死にたいのか?」「口じゃなく剣を振れ!いつかは倒せるはずだ!」
その一方ホロメン達は…
「ヤバ、ドラゴンだ!」「みんな気をつけろ!」
「しゃー経験値の塊だぜ!」「すいちゃん、抜け駆けは許さないぞ!」「いっくぞー」
星街すいせい、百鬼あやめ、宝鐘マリン、白上フブキ、風間いろはが軸となり、レッサードラゴンを倒そうとしていた。
各々の攻撃が、レッサードラゴンへと襲いかかる。だが…
ガキィン、ガァアン、硬い鱗にその攻撃を防がれていた。
「どうするのじゃ!攻撃が通らなそうなのじゃ!」「めらが魔法攻撃で鱗剥がせばいいじゃん…」
「それじゃ!いくのじゃ!」[炎を司る神よ 今一度 汝に歯向かう 愚か者に 地獄の業火を 烈火の如く舞い上がり 敵を討て『フレイムランス』!]
真っ赤に燃え盛る炎の槍が空中に数本生み出され、ものすごいスピードでレッサードラゴンへ降り注ぐ!
だが、魔法耐性があるらしく、少ししかダメージを入れられなかった。
尻尾が振り下ろされ、何人かが後ろへふっとばされる。
「大丈夫か!」
その時星街すいせいが前へ出た
「くっそ、良くも…魔法は効かないか、なら斧技『ヘビーインパクト』!」すいせいが斧を振り上げ、ものすごい勢いで斧を振り下ろした。

レッサードラゴンの硬い鱗を突き破り、深い傷が入った。〈グオオ!〉レッサードラゴンの悲痛な叫び声が聞こえる。
そして周り一体に炎を撒き散らした。
「あっつ!」「一回引け!」
その時火の粉が舞い、宝鐘マリンの服に引火した。
「私の服が!」「じっとしてて」そう言った彼女は、雪花ラミィ、ホロライブの5期生である。
[水を司る神よ 今一度 我に力を貸したまえ『ウォーターボール』!]
宝鐘マリンに水がかけられる。
「ありがとう…でもわざわざ全身濡らす必要あった?」「しょうがないじゃん、コントロール難しいの。」
「まあとりあえず火は消せたし良いか…」
「どうやってドラゴンに近づくか…」「全員で攻撃は?」「ダメだろ」
「すいちゃんが斧でぶった切って、そこにあやめの雷鳴魔法をぶち込めば倒せそう。」「それだ!」
「でもその隙を作らなきゃ。」「みんなで足を攻撃すれば良いんじゃない?」
「そうしたら良さそうだね。」「じゃあいくぞ!」
「反撃開始だ!」

第14話:反撃

青かった空は暗くなり始め、闇が辺りを覆う
「いくぞー」
ドラゴンの足へ攻撃が殺到する。
だが、ガキィィィン、ガァァァァン
「鱗を貫通して攻撃できなければ、足にダメージを与える事ができないペコ!」
「私がいくでござる!刀技 抜刀!」鋭い一閃が放たれるも、ギリギリのところで避けられる。
いろはへドラゴンの尻尾が振り下ろされる。「さむらい!危ないぞ!」
星街すいせいが間一髪のところでいろはを助け出す。
「すいちゃん!?ああ、もう死んでもいいでござる」「ほら、馬鹿なこと言ってないで、戦って!」
「分かったでござる!刀技 空打ち!」空気の刃がドラゴンの足目掛けて、放たれる。
〈グオオオ〉体制を崩したドラゴンは地面へ倒れる。
「すいちゃん!」「斧技 ヘビーインパクト!うおおおお!」
バアアアァァァン
ドラゴンの体に強い衝撃が加わり、鱗が砕け散る。
「あやめ!」「いくぞー!」
[雷を司る神よ 今一度 我が声に応じ ぞの雷鎚を 愚かな汝の敵に 降らせよ!『グレードライトニング』!]
暗かった辺りは一瞬明るくなり天を裂くほどの轟音が鳴り響く、光の柱がドラゴンに襲う。
<グオォォ…>
雷撃を受けたドラゴンは力ない悲鳴をはっし地面へ倒れ伏した。
「「「やっやったぞー!」」」
ホロメン達がドラゴンを討伐させた数分前の一方で冒険者達は…

「くっそ、鱗が硬いな…剣を何本もダメにしてしまったな」
「普通のレッサードラゴンにない、鱗の魔法耐性…明らかに召喚され、改造された個体だな…」
「あっちの方にもう1体ドラゴンが行ったが、あっちには誰だいるんだ?」
「さあな、まあそいつらが無事なことを祈るよ…」
「大変です!強大な魔力エネルギーがあっちの方から…」「あっちはもう1体のドラゴンが行った方だな、どうなってやが…」
その瞬間、まばゆい光の柱が天から降りた…その少し後轟音が鳴り響く。
「何だあ?あの光は、まさか雷鳴魔法…?」
「雷鳴魔法だとお?まさかあいつら…」〈そういうことだと思うよ…〉
クリスとカレラに尻尾が振り下ろされる。
「おい!なにぼーっとしている!危ないぞ!」
ドオオン 砂埃が立つ…その中から人影が見える。カレラを抱えたクリスだ。
「おっとゆっくり話させて貰えないってか?」「そろそろ、こっちもいいとこ見せないとね。」
「剣技 グレードスラッシュ!」
ドラゴンの鱗が砕け散る。
グオオ
「不味いな、二連撃で繰り出す技まだ持ってねえよ」
「ナイスだ!クリスたまにはやるじゃねえか!」「全員あそこへ畳掛けろ!」
炎、水、風…斬撃、打撃…一斉に攻撃が襲いかかる!
ドラゴンの体に風穴が空いた…「「「おっしゃー!!」」」
「やったぞー!!」「遂にやったぜ」

第15話:悪魔フロイデ

それぞれが、ドラゴンを倒し歓喜に浸っている一方でトロントはアークデーモンと死闘を繰り広げていた。
二人とも言葉を発さず、無言で戦っている。
黒いヒョロヒョロとした体からは想像できないほどの力を発揮する悪魔にトロントは苦戦していた
「うおおおおお!」大剣がアークデーモンの胴体を捉える
アークデーモンは数メートル吹っ飛び笑った。
「クックク、ここまで強い人間には500年生きていて初めて会いました。」「500年か、あんたネームドか?」
「ええ、そうですよ。我が名は歓喜のフロイデです、どうぞお見知りおきを。」
「フロイデ…ッチなんだよバケモンじゃねえか、20年前の事件の犯人様ですか」
「知っていたんですか?」「あんな事件すぐに全世界に広まるだろ?なにせ一人の悪魔が1000人もの人を惨殺したんだから。」
「褒めていただき光栄です。」「…『褒めていただき光栄です』じゃねえんだよ」
遠くの方から光の柱が立つ
「雷鳴魔法だと?私はあのドラゴンどもにそんな魔法渡していないぞ?」
「クリスが雷鳴魔法を取得したやつが居たって、耳打ちしていたな、ふっそうゆうことかよ」
「あなた、なにか知っているのですか?」「いや、知らないね。さあ、続きをするか。」
[炎を司る神よ 今一度 我が太刀に 炎の加速を 我は汝の力を 欲す 『バーニア』!]

真っ赤に燃え盛る炎を纏った剣が辺りの闇夜を照らす。それはまるで本当に神が降臨したかのようだった。
「2セット目ですか。良いでしょう!あなたを倒して、その血肉をいただくとしよう。」
炎のブーストで彼の大剣は、信じられないスピードとなっていた。悪魔は、漆黒の剣を宙から取り出す。その暗闇は見た者を絶望のどん底に突き落としかのような、真っ黒な剣だった。
さっきまでの戦闘がまるで朝飯前だと言わんばかりのハイスピードで戦い始める。
二人の剣が交わるたびに、二人の顔が浮かび上がる。交わるたびに二人の顔がどんどん険しい者へと変わって行った。
「…随分強いじゃないですか、正直見くびっていました。」「戦闘中に話しかけるな、気が散る。」
「うおおおお 剣技 エーア・ダブルスラッシュ!」
炎の魔法が纏った二本の風の斬撃が悪魔に向かって放たれる。闇夜に放たれた二本の斬撃は、燃え上がり、うねる。その炎の軌跡はまるで炎を纏ったヘビが悪魔に襲いかかるようだった。
それと同時に、トロントは悪魔へ猛攻を仕掛ける。
「私がこの攻撃を捌いた時にできる僅かな隙で私を倒そうってことですか?無駄ですよ。」
いとも容易く、全ての攻撃が裁かれ、トロントに闇の剣の一閃が放たれる。
「これでおしまいです。」
悪魔は勝利を確信した、だがそこに一本の刀が割り込む。

「おいトロント!大丈夫か余がきたぞ!」「ハアハア、助かったぜあやめ、だが大丈夫なのかあの雷鳴魔法お前だろ?」
「マインドポーションを飲んだから大丈夫だ!」「無理するなよ?相手はBランク、強敵だ。」「そんなことぐらい余は分かっている」
「「よし、じゃあ行くぞ」」

第16話:共闘
「二人で掛かってきたところで無駄ですよ。」
「あやめ、とりあえず合わせてくれ「分かった」[炎を司る神よ 今一度 我が太刀に 炎の加速を 我は汝の力を 欲す 『バーニア』!]
あやめの刀が燃え盛る「まあ、雷鳴魔法を取得しているから当然か、いくぜ?」
同時に二人が飛び出す、二本の炎が悪魔へ攻撃を仕掛ける。
「少し面倒ですね」そう言い悪魔は二本目の剣を取り出した。
互いの剣と刀がぶつかり合うたび、火花が散るそれはその衝突がいかに激しいものかを語っていた。
この闇夜には、金属がぶつかり合う音しか響かなかった。
だが、そんな打ち合いを続けていると先に限界を迎えるのは当然人間の方であった。
「流石鬼人、普通の人間よりかは体力がある。だがそれでも俺には勝てない!」
ザン… トロントの胸から血が飛び散る。
「トロント!」「お仲間の心配より、自分の心配ですよ?お嬢さん」
悪魔の圧倒的力による一閃は、直撃こそしなかったものの、彼女を10メートル先へ吹き飛ばすには十分な威力であった。
「グハァ…」「あやめ!」トロントは回復薬を飲み、あやめにも分け与えた。
「クソが、一度攻撃を受けただけでこれだ。どうしたら…」
するとあやめが立ち上がり、刀を鞘にしまって、構えた…「おい!まだ傷は治っていない!無理をするな、休め!」「トロント、余に合わせろ!」
「うおおお! 刀技 抜刀術 霹靂一閃!」

威圧感が辺りを包み込む。地面を踏み込み、地面が抉れる。神速の光の筋が、悪魔に一瞬で近づく…
トロントはその後を追う。
悪魔は受けの体制を取り、余裕の表情を見せる、だがその表情は一瞬にして、凍りついた顔へ変化した。
[雷を司る神 今一度 我が身に その力の一旦を託せ 愚かな者への 制裁、天罰を 雷鎚をその身に宿し 敵を討て!『フラッシュガング』!]
彼女に雷が落ち、その光を身に纏う。完全な光と化した彼女はその手を緩めることなく、神速の一撃を繰り出す。
「なんだと、雷鳴魔法だと?さっきのあの光はこいつだったのか…」
その攻撃を受け彼の漆黒の剣は2つとも真っ二つに折れ、それと同時に体制を崩し、最大の隙を見せることとなる。
「ナイスだあやめ!行くぞ!」「聖剣技 セイクリド・スラッシュ!うおおおお!」
光る剣と化した彼の剣は悪魔の胴体を真っ二つに切った。
「そんなバカな、この俺が人間に負けるなど…」
悪魔は息絶え、その体は砕け散った。

第17話:祝福

「よし、悪魔の野郎は逝ったみたいだ」「ゼエゼエ、やっとか死ぬかと思ったぞ」
「雷鳴魔法を使ったんだ、少しは休め、もうモンスターの量は少ない。」
その後残ったモンスターは一体も残らず殲滅された
夜が明け、広々とした草原に光が差し込み、天は町を守りきった冒険者達を、祝福をするかのように優しい温かい風を吹かせる。
冒険者達は、疲れ切った体を引きずり町の方へ歩いていった。
「疲れたねー」「もう散々でござる」
ホロメン達も町の方へ歩いていっていた。
町に入ると、住民達から祝福を受けた。「この町を救ってくれてありがとう!」「ありがとう!」
「はは、こうやって祝福されるのは良いな!」「ああ、これで俺達、この町の英雄か。」
ホロメン達は祝福を受けながら、冒険者ギルドの方へ行き、ガムトの執務室へと呼ばれた。
「皆さん本当にありがとうございます。少し目立ち過ぎた…と言いたいところですが、あなた達のおかげでこの町は救われました。」
そう言うガムトの机の上にはずっしりとした袋と重要そうな封筒が置いてあった。
「それはなんですか?」「ああ、これはあなた達への報酬と本ギルドからの中級冒険者への昇格手配書です。」
「もう中級冒険者になれるのですか?」「ええ、こんな成績を残したら誰だって中級冒険者へなれますよ。」
「この袋を開けてみて下さい。」そう言いガムトは袋を手渡す、中を開けると…

「「「き、金貨!?」」」「これ、全部本物?」
「当たり前じゃないですか、あなた達が出発する前に言いましたよね?」
解説しよう!この世界の通貨は銅貨、大銅貨、銀貨、大銅貨、金貨、大金貨、聖金貨となっていて、金貨は日本円で100万円に相当する。
「44枚か…すごい量だ!」「まあ、豪邸を買っても、余裕で金貨が10枚ほど余るでしょう。」
「ありがとうございます!失礼しました!」そう言いホロメン達は彼の執務室からそそくさと出ていく。
「ちょっと!?どこへ行くんですか?待って下さい!まだ話は終わっていませんよ!」
そうしてホロメン達は大金を手に入れた。
第三章 完

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